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パーソナライゼーションが重要視されるワケ

一昔前は、テレビやラジオ、新聞など、多くの人に向けて同じ情報を発信する、マスマーケティングが主流でした。しかし、情報過多の時代となり、顧客は数多くの情報から、自分に合った情報を選んで、購入の判断に利用するようになりました。そのため、一人ひとりに合った「パーソナライゼーション」のようなマーケティング活動が重要視されるようになってきたのです。

パーソナライゼーションとはどのようなものか。今重要視される背景、メリットや課題などご紹介します。

 

■パーソナライゼーションとは

 

パーソナライゼーションは、企業が顧客一人ひとりに合った適切なアプローチをするため、行動履歴や顧客の属性などの情報を収集、分析し、その人に最適なコンテンツや商品、体験を提供するマーケティング手法です。

たとえば

・音楽配信サービスや、映画配信サービスなどが、これまで聴いた音楽や観た映画、評価や好みを加味して、おすすめを表示する

・ECモールやウェブの店舗などで、今まで見たページや購入した履歴から、好みに合った商品がおすすめに出てくる

といったことがあります。

 

■なぜ今パーソナライゼーションが重要視されるのか

 

以前は、テレビCMや雑誌の広告など、顧客は企業が提供する画一化された情報見て、購入をするしないを判断するのが一般的でした。しかし、今はインターネット上にさまざまな情報があふれていて、顧客はスマートフォンを使い、たくさんの情報を簡単に手に入れることができます。つまり、顧客は、多くの情報の中から、自分に必要な情報を選んで、商品やサービスの購入を検討できる状況にいるのです。

企業が自社の商品やサービスを選んでもらうためには、情報を提供する企業側が、いかに顧客に合った情報を届けられるかが、カギになります。

 

■パーソナライゼーションのメリット

 

企業が、マーケティングにパーソナライゼーションを取り入れることにより、さまざまなメリットが考えられます。いくつかのメリットを見てみましょう。

 

●競争力の強化

多くの商品やサービスがあふれる中、顧客が求める提案を行うことは、他商品、差サービスとの差別化につながります。

 

●売上の増加

ターゲットに合った情報を提供することにより、成約率の向上が見込めます。また、顧客好みの情報の提供を続けることで、リピートしてもらえる可能性も高まります。

 

●顧客からの信頼の獲得

顧客のニーズや好みにあった情報を提供されることにより、顧客は自分が理解されていると感じると同時に、ファン化につながる可能性があります。

 

パーソナライゼーションは、顧客にとってもメリットがあります。たとえば、自分のために用意された体験を味わえたという、特別感を感じることができる場合もあるでしょう。また、自分の好みに合った情報を提供されるということは、わざわざ自分で探す手間が省けて、時間の節約にもなります。

 

パーソナライゼーションは、企業、顧客双方にメリットがあるといえるでしょう。

 

■パーソナライゼーションの課題

 

パーソナライゼーションを行うのに際し、顧客に関する十分な情報が必要です。そのため、どのようにして、より正しい情報を収集するのかという課題があります。また、個人の情報収集については、プライバシーやデータの保護という問題にも十分注意して行う必要があります。また、情報の不足から、顧客が求めている情報と違う場合や、環境の変化などによって顧客が求めている情報が変わった、ということも考えられます。

つまり、パーソナライゼーションは、個人情報やデータの管理を厳重に行う、より正確な情報を得るため継続してデータを収集する、といった課題も考えられるのです。

 

 

いかがでしたか。他社との差別化や、顧客との信頼関係を結ぶという点でも、顧客ひとりひとりに合わせたマーケティングは企業にとって重要視するべきものといえるでしょう。パーソナライゼーションにより、企業はマーケティング活動の効率向上が見込めますし、顧客は自分好みの情報を手軽に得られるというメリットもあります。自社のマーケティングに取り入れられることはないか、パーソナライゼーションについてより深く調べてみてはいかがでしょうか。

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Xのライバル!?「Threads」とは

Threads(スレッズ)という言葉を目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。これは、InstagramやFacebookを運営する、アメリカのメタ社が開発し、2023年7月にサービスを開始したSNS。機能や使い勝手が、元Twitterである「X」に似ている上に、たまたまXの不具合が多発していたタイミングで、サービスが開始されたこともあり、爆発的に登録者が増えたことでも知られています。

ThreadsとはどのようなSNSなのか、Threads を始める方法、Xとの共通点と違う点など、ご紹介します。

 

◆Threadsとは?

 

Threadsは、テキストを投稿したり、共有したりできる、無料で使えるサービスです。スレッズと読むのですが、この名前は、英語の「スレッド」の複数形が由来となっています。Xに似ているといわれているので、XのようなSNSだと考えるとわかりやすいでしょう。

Threadsは、Instagramと連携しているところが大きな特徴です。Instagramのアカウントでログインし、プロフィールやフォロワーなどの細かい設定を引き継ぐことができます。また、英語をはじめとして30以上の言語に対応しており、日本語にも対応しています。

 

◆Threadsを始める方法

 

どのようにしてThreadsを始めればいいのか、順を追ってご紹介します。

 

〇Instagramのアカウントを持っていない人は、アカウントを作成します。すでに持っている方は、そのアカウントを使います。

 

〇Threadsのアプリをダウンロードします。

 

〇アプリをひらき、Instagramのアカウントを使ってログインします

 

〇プロフィールなどを設定します。「Instagramからインポート」の機能を使えば、Instagramのプロフィールを流用することができます。

 

上記のようにアプリをダウンロードし、ログインすることで、Threadsに自分で投稿したり、ほかの人の投稿を見て、いいね、などのアクションができます。

 

◆Threads とXの共通点と違い

 

Threads とXは似ているといわれていますが、共通する機能があれば、異なる点もあります。まずは、共通点からご紹介します。

 

〇共通点

Threadsは、Xと同様に、投稿やいいね、リツイート、リプライ、メンションなどができます。また、ほかのユーザーをフォローしたり、ブロックしたりすることができます。使い勝手は、Xに似ているといえるでしょう。

 

〇異なる点

細かい部分では、少しずつ違う部分もあります。Xの無料版と比較した場合の、主な違いをご紹介します。

 

〇Xには有料版もありますが、Threadsは無料で使用できます。

 

〇Xは最大140文字まで投稿できますが、Threadsは500文字までの投稿が可能です。

 

〇Xは、最大4枚まで画像もしくは動画が投稿できますが、Threadsは画像もしくは動画をあわせて10個まで投稿できます。

 

〇Xで投稿できる動画は、2分20秒までですが、Threadsは5分までとなっています。

 

〇XにはDM機能がありますが、Threadsにはなく、InstagramのDMを利用します。ただし、今後、DM機能を追加する予定もあるようです。

 

Threadsは、無料で使えるうえに、Xと比べると文字数や画像などもより多く投稿できるのがよい点といえるでしょう。

しかし、Threadsはサービス開始後、まだあまり時間がたっていないため、バグや不具合などが起きることもあるようです。仕様なども少しずつ変更されており、まだ確定していない部分もあります。

どちらが良い、悪いのではなく、それぞれの特徴を生かして、自分にあったSNSを選んだり、目的によって両方を使い分けたりするのがよいでしょう。

 

 

いかがでしたか? Threadsは、まだ新しいサービスであり、未知数なところもありますが、今後ますます発展していく可能性もあります。ユーザー数が増え、多様なコミュニティやトピックが生まれるという未来も考えられるでしょう。XのライバルともいわれているThreadsが、どのように進化していくのか、今後も注目してみてはいかがでしょうか。

※今回ご紹介したのは、2023年8月時点の情報です。仕様等が変更されている可能性がありますのでご了承ください。

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最低限押さえておきたい!3つのビジネスマナー

新型コロナウイルスの流行により、オンライン上でビジネスを行うことが増えたという企業も多いでしょう。オフラインでのビジネス活動が減ったことで、例えば、名刺交換に関するマナーを実践する機会がほとんどない、といった状況もあるでしょう。

しかし、会議や商談のように、オフラインからオンラインに移ったものでも、ビジネスマナーが必要な場面も多々あります。

そこで、改めて押さえておきたい3つのビジネスマナーについて、ご紹介します。

 

◆ビジネスマナー1:身だしなみ

 

仕事をする上で、身だしなみを整えることは、最低限必要なことだといえます。

メラビアンの法則によると、第一印象は数秒で決まり、その印象を決める情報として、視覚情報が55%を占めるとされています。つまり、身だしなみを整えることは、第一印象を良くするという点でも、とても有効です。

 

ビジネスで必要な身だしなみとしては

・しわや汚れがなく、清潔感がある服装

・寝ぐせや汚れがなく、華美でない清潔感のある髪

・伸びていたり汚れていない爪

・派手すぎないメイク

・汚れがなく、華美でない靴やバッグなどの持ち物

などが考えられるでしょう。

 

オフラインはもちろんですが、ビデオ会議などオンラインでやり取りする際は、服装、髪型、爪など、相手からしっかりと見られています。例えば、自宅で参加している場合でも気を抜かず、ビジネスにふさわしい服装、身なりを心がけましょう。

 

◆ビジネスマナー2:言葉遣い

 

上司への報告、社内会議、取引先との商談や打ち合わせ、電話対応など、上司や取引先の人と話す機会は多くあります。ビジネスの場である以上、目上の人や取引先の人に対して、失礼のないよう、丁寧な言葉で話すことが必要です。また、敬語をきちんと使うことも大切なのですが、勘違いや、丁寧さを重視するあまり、間違った敬語を使ってしまうことも多くあります。

 

ビジネス上で間違いやすいものをいくつかピックアップしました。

・了解しました(目上の人に対しては不適切なため)

→承知いたしました

・ご苦労さまです(目上の人に対しては不適切なため)

→お疲れさまです

・拝見いたしました(二重敬語のため)

→拝見しました

・お体をご自愛くださいませ(自愛には体を大事にするという意味が含まれているため)

→ご自愛くださいませ

・(社外の人に対して)部長がおっしゃっていたとおり(社外の人に対して、社内の人に対する尊敬語は使用しないため)

→部長が申し上げていたとおり

など、実は数えきれないほどあります。

 

普段、自身が使っている敬語に誤りがないか、今一度確認してみるのもよいでしょう。

 

そして、言葉遣いだけでなく、話し方で印象は大きく変わります。相手の目を見て丁寧に話す、早口にならないようゆっくり話す、相手が聞き取りやすい声の大きさで話す、といった心がけも忘れないようにしましょう。

 

◆ビジネスマナー3:名刺交換

 

このところ、オフラインでの会議や取引先との商談が増え、実際に会って名刺交換をする機会が減った方もいらっしゃるでしょう。ここ数年の間に社会人になった人の中には、名刺交換をしたことがほとんどないという人もいるかもしれません。

 

名刺交換のマナーで、注意すべき点をいくつかピックアップしました。

 

・名刺入れを使う

名刺は、胸ポケットなどに直接入れず、必ず名刺入れに入れておきましょう。

 

・名刺交換を行う順番

複数人いる場合、役職の上の人から順番に名刺交換をするのがマナーです。

 

・名刺を渡す順番

訪問した側もしくは目下の人から、先に名刺を渡します。

 

・名刺の渡し方

文字に手がかからないよう、両手で名刺を持って差し出します。渡す際に、会社名、所属、名前を述べます。

 

・名刺の受け取り方

できるだけ両手で受け取りましょう。その際も、文字に手がかからないよう注意します。また、このタイミングで名前の読み方などを確認しておきましょう。

 

・いただいた名刺の置き場所

名刺はテーブルの上に置き、席を立つタイミングで名刺入れに入れます。

 

初めてもしくは久しぶりに名刺交換する場合は、社内での研修や動画などで、確認しておくとよいでしょう

 

 

いかがでしたか。会社や取引先の企業などに出向いた際は、自然とビジネスマナーを意識することでしょう。しかし、例えば自宅でテレワークを行っているという場合、ついビジネスマナーのことが頭から離れてしまう、ということもあるかもしれません。ビジネスマナーは、オフラインであっても意識すべきものです。今回ご紹介した3点は、基本的なビジネスマナーですので、まずはここをしっかりと押さえ、改めて社内で徹底してみてはいかがでしょうか。