ウェビナーとはウェブとセミナーを組み合わせた造語です。ウェブセミナーやオンラインセミナー、インターネットセミナーなどと呼ばれることもあります。
すでにアメリカなどでは浸透していますが、新型コロナウイルスの影響で外出自粛ムードが高まったこともあり、日本でも改めて注目されています。
そこでウェビナーとは?どんな配信ツールがあるのか、メリットやデメリットなどをご紹介します。
◆ウェビナーとは
ウェブとセミナーを組み合わせた造語であり、インターネット上で行うセミナーのことです。
配信方法は大きく分けて2つあります。
1.ライブ配信
配信側が決めた配信日時に、リアルタイムでオンラインセミナーを行います。アンケートやチャット機能などを使うことで、受講している人の反応を確認し、質疑応答を行いながら進めることができます。
2.録画配信
あらかじめ録画しておいたセミナーを配信する方法です。一定の条件がある場合もありますが、好きなタイミングでセミナーを視聴することが可能です。リアルタイム配信と比べ臨場感はありませんが、見直すことで理解を深めながら学ぶことができます。
◆ウェビナーを配信するツール
配信するためのツールは無料のものから有料のものまで、さまざまなものがあります。フリープランと有料プランの両方があり、操作がわかりやすい「コクリポ」や、WEB会議で人気のZoomが提供する「Zoomビデオウェビナー」、アンケートや高画質対応といった機能が豊富な「V-CUBEセミナー」をはじめ、Google ハングアウト、ネクプロ、3eLiveなどです。
◆ウェビナーのメリット、デメリット
オフラインのセミナーと比べて以下のようなメリット、デメリットがあります。
●メリット
・会場の手配が不要で、会場費や交通費がかからずコストが削減できる
・移動する必要がないので時間短縮できる
・資料の配布や参加者を案内する手間がなくスタッフの人数を減らせる
参加者にとっても、自宅などで参加できるため、移動の手間がなく、気軽に受講しやすくなります。
●デメリット
・通信環境によっては、通信が切れてしまったり、音声や映像が乱れてしまう。
・配信方法によっては、参加者の反応がわからなかったり、反応があってもレスポンスができないことがある。
参加者側にはあまりデメリットはありませんが、自宅などで受講できるため緊張感が足りないということはあるかもしれません。
いかがでしたか?ウェビナーは配信側にも参加者側にもメリットがあります。そして企業にとっては、新規顧客を開拓する、既存客への活性化など、マーケティングに活用することもできます。この機会にウェビナーのことを知っておいてはいかがでしょうか。