もともと携帯電話の役割は、通話やメールが主なものでした。しかし、スマートフォンが登場したころから、その役目がどんどん変わってきています。
スマホを利用している方は、通話やメールで使用するよりも、写真を撮る、SNSに投稿したり見たりする、音楽を聴く、動画を見る、ゲームをする、といった、携帯電話とは違う使い方をしている方も多いでしょう。
さらに、娯楽的な使い方だけでなく、生活に密着していることや、金銭に関係することも、スマホを使ってできるようになっていて、今後ますますスマホが大きな役割を果たすようになることが考えられます。
まずは今現在、スマホのアプリを使ってどんなことができるのか、主なものをいくつかご紹介します。
◆スマホでできること(少額保険の加入)
第一生命や損保ジャパン日本興亜などの保険会社では、アプリを利用して1日当たり100円前後から数百円程度で加入できる少額保険を販売しています。
例外もありますが、アプリを使って、契約や保険料の支払い、保険金の請求等ができます。
◆スマホでできること(ローンの借り入れ)
LINEは、新しいキャッシングサービスとして、スマートフォン特化型の個人向けローンサービス「LINE Pocket Money」を開始しています。
審査が通れば、LINEのアプリ内でお金の借り入れが可能です。
◆スマホでできること(株取引)
オンライン証券会社、FOLIO(フォリオ)は、WEBサイトからはもちろん、スマホのアプリを使って株の投資ができます。
また、野村ホールディングスとLINE が共同で設立したLINE証券では、2019年の8月からLINEでの株取引を開始しています。
◆スマホでできること(IoT家電の操作)
スマホのアプリを使ったり、ほかの機器と連動したりすることで、スマート照明やスマートエアコンといったIoT家電の操作が可能です。
自宅にいなくても遠隔操作ができる、電気使用量がチェックできるといった利点があります。
◆スマホでできること(ドライブレコーダー)
USB給電タイプの車載用スマートフォンホルダーと専用アプリを使うことで、スマホを、車のドライブレコーダーの代わりとして使用できます。
いかがでしたか?さまざまなアプリの開発により、スマホひとつでますます多くのことができるようになりました。その分セキュリティ対策の必要性も高くなるということも考えられます。使い方次第で大きな武器になるスマホ。御社でも、どのように活用できるのか考えてみてはいかがでしょうか。