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テレワークを推進するエンドポイントセキュリティ

ITが劇的に進歩し、浸透していることでよりテレワークが生まれました。

そして働き方改革が始まったことで、柔軟な働き方のひとつとしてテレワークが注目されている反面、セキュリティに関しての不安があるという企業も多いでしょう。

実際、情報セキュリティの脅威が高度化、複雑化している中、エンドポイントセキュリティを強固にすることは、今や必須とも言えます。

そこで今回は、エンドポイントセキュリティとはどのようなものか、最近の傾向についてご紹介します。

 

◆エンドポイントセキュリティとは

エンドポイントとは、ネットワークに接続されたサーバーなどのネットワーク端末やパソコン、スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末を指します。

以前は、社内に設置されたネットワーク端末がエンドポイントと呼ばれていました。しかし、テレワークの普及もあり、外出先や社員の自宅など、社外にもエンドポイントの範囲が広がっています。

こうしたエンドポイント全般に対するセキュリティ対策が、エンドポイントセキュリティです。

 

◆エンドポイントセキュリティの傾向は

従来のセキュリティ対策としては、主にランサムウェア、ワームといったマルウェアを、パソコンやスマートフォンなどの端末に侵入させない、端末から排除するという対策が行われてきました。

ところが、現在のサイバー脅威は標的型攻撃やランサムウェア被害など、より高度で複雑になりすぎて、こういった対策だけでは追い付かなくなっています。

そこで、従来のセキュリティに加え、マルウェアに感染することを前提として、その対策をとるためのEDR (Endpoint Detection and Response)という次世代のセキュリティ機能が重要になってきているのです。

 

◆EDRとは?

EDRとは、Endpoint Detection and Responseの略で、「エンドポイントにおける脅威検出と対応」を意味します。

EDR製品は、エンドポイントのセキュリティ強化のためのソリューションです。

遠隔処理する機能があり、パソコンやスマートフォンなどのエンドポイント端末を監視、侵入してしまった脅威を検出、ログを調査、脅威に対応、といったことが可能です。

 

◆EDR製品を選ぶ際の注意点

EDR製品は各社が販売しており、それぞれ特徴がありますが、製品によってセキュリティの担当者やIT管理者といった専門家が対応しなければ使いこなせないものがあります。

せっかく導入したのに、使いこなせなかったということがないよう、導入前にきちんと確認するようにしましょう。

 

いかがでしたか?今後、テレワークがより浸透していくためには、強固なセキュリティ対策が必須となるでしょう。この機会に、エンドポイントセキュリティについて考えてみてはいかがでしょうか。