新型コロナウイルスの流行により、外出の自粛、リモートワークの推進、新しい生活様式など、仕事や日々の暮らしに大きな変化が出てきています。コロナ自体への不安がある人もいることでしょう。
これらが原因で、大きなストレスを感じている人が増えています。
ストレスは、作業効率の低下を生み、社員の心や体の健康を害する場合もあります。企業でもストレスを解消するための取り組みが必要でしょう。
そこで、コロナ禍におけるストレス解消についてご紹介します。
◆どのような場面でストレスを感じているか
新型コロナウイルスの影響を受け、リモートワークを行った人も多くいます。在宅勤務することで、社内のコミュニケーションをとる機会がなくなったと感じる一方、子どもがいるため仕事にならないといったこともあります。外出できないということ自体がストレスに感じる人もいるでしょう。
仕事そのものが減った場合は将来への不安を感じてストレスになることもありますし、いつどこで感染するかわからない新型コロナウイルスに対して、不安を抱えることもあるでしょう。
コロナ禍では、慣れない生活や仕事の仕方など、普段以上にストレスを感じる場面が増えています。
◆ストレスの解消法
ストレスをため込まないためには、個々の対処も必要です。睡眠をしっかり摂る、栄養バランスの良い食事を心がける、適度な運動を行うことを意識すると良いでしょう。
自分の好きなことを行って気分転換をする、入浴や香りなどでリラックスするといったこともストレス解消には有効と言われていますので、心がけるとよいでしょう。
◆企業として取り組めること
50人以上の従業員がいる事業所はストレスチェックが義務となっています。チェックを行ったら、結果からストレスの状況を踏まえた対処が必要。高ストレス者と判断されると産業医による面接指導を受けられますが、本人が希望しない場合も多いようです。日ごろから産業医が従業員とコミュニケーションをとれるような環境づくり、相談しやすい雰囲気づくりを心がける必要もあるでしょう
リモートワークをしていると出社している時と比べて、疎外感を感じる人が多いようです。雑談する時間をとる、情報の共有をする仕組みを作るといったことを考えるのもよいでしょう。
いかがでしたか?コロナ禍による生活様式や環境の変化で、今まで以上にストレスを感じている人がいます。そそれにより体調やメンタルヘルスに異常をきたし、仕事に支障が出る場合もあります。企業にとっても、社員のストレス解消やメンタルヘルスは重要なことでしょう。今一度、何をするべきか、何ができるかを考えてみてはいかがでしょうか。