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コロナ禍で注目されるワーケーションとは

働き方改革が進められ、少しずつ認知度が上がっていたテレワークですが、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、定着度が上がりました。

そして、最近新しい働き方として注目されてきているのが、アメリカで生まれたワーケーション。これはワークとバケーションを合わせた造語で、休暇中、旅行先などでテレワークを行うことです。

通常のテレワークとどんな違いがあるのか、どんなメリットがあるのか、ワーケーションについてご紹介します。

 

◆ワーケーションとは?

 

ワーケーションとは、2000年代にアメリカで生まれた、ワークとバケーションを足した造語です。リゾート地や観光地といった旅行の滞在先で、休暇を兼ねてリモートを使い仕事をすること。日本でもすでに日本航空や日本マイクロソフト社などの大手企業が取り入れているようです。

 

◆テレワークとの違い

 

大きな違いは働く場所です。従来のテレワークは、自宅やサテライトオフィスなど、ある程度決められた場所で行います。しかし、ワーケーションは基本的に旅行先で仕事を行います。

また、テレワークの場合、オフィスに出向かないだけで不通に出勤しているのと同じ扱いのことが多いのですが、ワーケーションの場合、休暇扱いになるパターンもあります。

 

◆ワーケーションのメリットデメリット

 

メリットとしては、いつもと違う環境に身を置くことでリフレッシュしながら仕事ができる、旅行に行こうとした日に大事な会議や打ち合わせが入っても、リモートで参加することで休暇の日程をずらさなくていい、といったことが考えられます。

デメリットとしては、休暇中なのに仕事のことを考えなければいけない、旅行先で仕事をするスペースが確保できない、オンオフの区別がつきにくいといったことも考えられます。

 

◆ワーケーションを取り巻く環境

 

環境省ではワーケーションができるよう国立公園の環境整備を整える取り組みが行われ、三重県では厳しい現状の観光業の復興を目指してワーケーションを推進するなど、ワーケーションをするための環境も整いつつあります。

 

 

いかがでしたか?リモートでの仕事が可能な場合、今後ワーケーションという形で業務を行うということが出てくるかもしれません。新型コロナウイルスの影響がまだまだ続く可能性も十分考えられるため、さまざまな働き方を選択肢に入れておくことも必要でしょう。この機会にぜひワーケーションについて知っておいてはいかがでしょうか。