マインドフルイーティングという言葉をご存知ですか?
食べる瞑想ともいわれ、食べることだけに集中し、五感を使って食事をとること。
食べ物に感謝し、ゆっくりと丁寧に食事をすることが、集中力を高め、ストレス解消に役立ち、仕事の効率アップにもつながると言われています。
ストレスを解消したいけれど、お金がかかる、時間が取れない、ということもあるでしょう。マインドフルイーティングなら、今の食事法を変えるだけで簡単にストレス解消に導いてくれます。
そこで、マインドフルイーティングとは?どんなふうにやればいいのか?をご紹介します。
◆マインドフルイーティングとは
心のエクササイズともいわれ、「今この瞬間に意識を集中し自分自身の心や体を見つめる」というマインドフルネスの考え方があります。
マインドフルイーティングは、このマインドフルネスの考えを基にした食事法のこと。
マインドフルネスでは、呼吸に集中して瞑想を行いますが、マインドフルイーティングでは、食べることに意識を集中します。
わざわざ瞑想する時間をとるよりも、続けやすいところも魅力のひとつです。
◆マインドフルイーティングのやり方
マインドフルイーティングをやる際、主に心がけるのは以下の5つです。
1.食べ物に感謝する
食事ができることに対し感謝の気持ちを持ち、心の中でも声を出してもいいのでその気持ちを伝えます。
2.五感を使う
食べ物をしっかり見たり、ニオイを嗅いだり、口の中でゆっくり転がして食感を感じたりと、五感をフル活用して食事をします。
3.座ってゆっくり食べる
忙しくても、座って食べることを心がけましょう。また、食べすぎないためにも、しっかり噛んで時間をかけて食べましょう。
4.旬の素材を食べる
旬のものは、味も良く栄養も豊富だと言われています。旬のものを食べることを心がけましょう。
5.空腹になってから食べる
空腹とは、体が食べ物を求めている状態です。その状態になってから食事をとるようにしましょう。
◆マインドフルイーティングでどう変わる?
マインドフルイーティングを意識し、時間をかけて集中して食事をとることで、食事が食べられることに幸せを感じ、満腹になったことに関する満足感が高くなると言われています。
これにより、ストレスが解消され、集中力が高まって仕事の効率アップにもつながります。
いかがでしたか?マインドフルネスイーティングは、食事の仕方を変えるだけで、リラックスできてストレスの軽減にも一役買ってくれます。忙しい方でも取り入れやすいのではないでしょうか。ぜひ食事をするときに、マインドフルイーティングのことを思い出してみてください。