Slack(スラック)というサービスをご存知でしょうか。これは、米国が発祥のビジネス向けコミュニケーションチャットツール。
2014年のサービス開始以来、約4年で全世界に800万人を超えるユーザー数がいる、今注目のツールでもあります。日本でも、IT企業を中心に導入を進めている大企業も増えてきています。
そこで、Slackとはどんなツールなのか?Slackでどんなことができるのか?をご紹介します。
◆約800万人のユーザーがいるSlackとは?
Slackとは、複数人でチャットやトークができるコミュニケーションチャットツールです。
こうしたツールには、チャットワークやSkype、Facebookのメッセンジャー、LINEなどがありますが、Slackは特にビジネス向けとなっているところが特徴です。
無料、有料の両方のプランがありますが、全体で約800万人の週間アクティブユーザーにのぼり、70,000社以上が有料プランを利用しています。
2014年にアメリカでサービスを開始し、その後2017年9月に日本法人が設立。同年11月に日本版サービスが開始されIT企業を中心に導入が進み、現在では大手企業でも導入が進んできています。
◆Slackでどんなことができるの?
・チャンネルを作ることで、1対1はもちろんグループでチャットができる
グループは部署別、プロジェクト別、顧客別など必要に応じで作成ができます。
・投稿された内容、メッセージなどを検索できる
必要な情報を後から探すのに大変便利です。
・画像やファイルなどを保存できる
必要な情報を簡単に社内で共有できます
・音声やビデオ通話ができる
通話しながらの画面共有も可能です。
・1000以上の外部ツールとの連携が可能
例えばTwitterでつぶやいたことを、Slackのチャンネルに表示させたり、Google Calendarと連携してチャンネルにリマインダーを送ったりできます。
・Slackに投稿されたことを知らせてくれる通知機能がある
チャンネルごとに設定できるため、重要な情報を見逃しにくくなります。
プランは限定されますが、Owner権限以上であればグループなどの発言をダウンロードできる機能もあります。これにより、何かしらの問題が起きた時もどのようなやり取りがなされたのかのログを確認することも可能です。
いかがでしたか?Slackは、ビジネス向けに作られたコミュニケーションツールであり、円滑なコミュニケーションのため、業務の効率化のためのツールです。今後、ビジネスシーンでますます注目度が高まることでしょう。Slackは無料で使えるプランもあるため、気軽に試せるのもよいところです。情報の伝達がうまくいっていない、情報共有が遅い、といったお悩みがある企業は、コミュニケーションツールを見直す際の参考にしてみてはいかがでしょうか。