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自宅を空き巣被害から守ろう

一番安心でリラックスできる家なのに、空き巣などの犯罪被害に遭うと大きなショックです。今月は犯罪から身を守る、防犯のコツをご紹介します。

 

●空き巣被害の現状

 

普段、あまり「安全」を意識しないで済むのが日本社会の素晴らしいところです。しかし平成25年度の警視庁の統計を見ると、都内での空き巣認知件数は3264件。1日に約9件もの空き巣が発生していることになります。

侵入窃盗被害の約25%が一戸建て、3階建て以下の集合住宅やテラスハウスが23%と続きます。空き巣の侵入口は約7割が窓から。窓対策の必要性をしっかりと認識したいものです。またカギをかけ忘れたドアや窓から侵入する犯人も多いので、短い外出時間でも、しっかりとカギをかけるように習慣づけましょう。

 

●家の状態を確認しよう

 

誰でも「自分の家は大丈夫」と思いたいものですが、時には客観的な視点で自宅を見回し、危険がないかどうかを確認しましょう。

家から少し離れた場所に立ち、侵入しやすい場所はないか、外から室内の様子が見えやすい場所はないかをチェックします。塀や雨樋を伝って、2階に入りやすいルートがないかも見てみましょう。足場になるようなものが置いてあったら、処分するなどの対策が必要です。トイレや浴室は窓が開いていることが多いので、その危険対策も考えたいものです。

また意外に大切なのが、家の周囲を含めた整理整頓です。ガレージや庭などにいつまでもゴミが置いてあったり、植物の世話などが手抜きで見苦しくなっているなど、雑然とした雰囲気があると、家の中も乱れていて、施錠を忘れているかも知れないという印象を犯罪者に与えます。犯罪予防のためにも、ゴミはこまめに捨てて、常に室内外の整理整頓を心がけたいものです。

 

●1ドア2ロックで対策しよう

 

空き巣の犯人は侵入に5分以上かかると、犯行を諦める可能性が高まります。玄関ドアは1ドア2ロックで対策し、侵入を防ぎましょう。

できれば窓についてもすべて2ロックにすれば安全です。それが難しければ、特に侵入の危険性が高い窓だけでも対策をしておきます。

最近は窓用の補助錠がいろいろと市販され、サッシに両面テープでつけられるストッパーなどもあるので活用してください。その際、サッシの上部に設置すると、よりグッドです。補助錠を外すため、犯人は立ち上がらなければならず、外から目立ってしまうのです。

 

以上、空き巣から自宅を守る方法をご紹介しました。安心は日々の小さな注意の積み重ねで獲得することができます。ぜひ対策を取って、家族の団らんを守りましょう。